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花柄クジラ号で吹雪の稚内さんぽ@(勇知編)

稚内

南の人間は北に憧れ北を目指し、北の人間は南に憧れ南の島を目指します、私は長崎生まれ、冬は北を目指します(^^;; (いつも、あんた北じゃん!なんて突っ込まないように・笑) 最涯の稚内、その稚内らしい一番の時期がやはり冬ではないでしょうか。何もない雪原、そして風と白い闇の吹雪、冬の厳しさあってこそ夏のあの素晴らしい風景があるのですから。

そんな冬の稚内にはもう随分行ってないような気がします。(去年も行ったでしょ!なんて突っ込まないで・笑)当然、僕のような稚内病の患者はやはり時期がくれば北を目指すのでした。

2008年1月4日、「ネイチャーラブ最北 事務局」の花柄クジラさんと愛車「花柄クジラ号」に乗った時の楽しい旅の記録です。正月にもかかわらず暖かく歓待してくれた花柄クジラさんや頑張って走った「花柄クジラ号」にこの場を借りて厚く御礼申し上げます。とても楽しかったです♪

抜海駅

夜明け前の抜海駅、冬は電気もついて暖かい雰囲気

1月4日の天気予報は冬型で宗谷の天気は、雪マーク、それでも夜は星が見える時間帯もありそこまで荒れることは無いだろうと思っていました。朝方、たまに雪は降るものの風も大したことなく視界もいいため、4日朝6時ごろ上勇知神社詣で目的に宿を出発、抜海駅を目指しました。

勇知駅

勇知駅を出発する名寄行き始発列車。

抜海駅から始発列車に乗車、お客は意外に少なく片手で余るほど・・・、僕はさっさか次の勇知で下車、上勇知神社を目指します。(おまえは地モティか?)

勇知

まだほんのり暗い、日の出前の勇知駅前

勇知で降りた人間は予想通り私ひとり、地モティ?のふりをして近くの神社にお参りします。

勇知

参道には灯りが燈され、とってもいい雰囲気♪

ここの神社、小高い所にあって森に囲まれてとっても好きな神社です、参道は除雪され安心して参拝できました。いろいろお願いもしましたが、「リイシリが見えますように」と、もちろんお願いしました。

抜海駅

抜海駅、明るくなると灯りが消えてました。

抜海駅に戻り、朝ご飯のため宿に戻ります。歩く歩く30分、天気が悪くなくて良かった♪

抜海

平成19年3月閉校の抜海小中学校。

去年の今頃までは電気もついて子供たちも通う現役だった小中学校も今はただ静寂・・・・何かいい形で再利用できればいいですが。

抜海

おや!晴れてるし♪

宿でごはんを食べたあと、花柄師匠が来るまでしばし抜海さんぽ、晴れ間も見えます。

抜海

げっ・・・もう雪が酷いし♪

天気もまあまあなんて思いながら抜海神社にお参りした帰りには見ての通り凄い雪に、ひよぇ〜〜〜こりゃ参った♪

抜海

抜海の吹雪(宿の窓から)

あちゃ〜おぃおぃマジっすか?宿のお外は猛吹雪、ちょっと相当荒れてます。こんな天気では花柄クジラ号も無理かも(^^;;なんて思っていたのですが有り難いことに10時過ぎに無事ばっかすに到着(涙)大変お疲れ様ですm(__)m

抜海

吹雪を快走(夕来付近)天気がよければ右は日本海ですが・・・見えん。

花柄クジラさんと再会し花柄クジラ号に乗車、海岸沿いを走り勇知を目指します。海岸沿いのためか物凄い吹雪、視界も悪く、北の自然の厳しさを目の当たり

夕来

利尻の撮影地として有名な夕来の丘も、荒れ狂う状態

陸も海もとにかく荒れてます。こんな所に独りで放り出されたら八甲田山死の彷徨になってしまいそうです。夕来(ゆうくる)集落に入る道路もやっと確認できました。稀に吹雪で間違って線路を走る車のニュースを聞いたことがありますが、なるほどこれならありえます。

夕来

目指せ夕来の集落(遠くが見えん)

夏、自転車で楽しく走る場所も冬はこんな物凄い場所に、やっぱり北の涯の自然はいと厳しや、それにしてもなんか太陽がでっかいな〜太りすぎ、なんか美味しいもんでも食べたかな♪

夕来

風の松(夕来)

風衝木(ふうしょうぼく)という木で風の強い海岸方向は枝が成長せず陸のほうにだけ成長する木を言うそうです。まさにこの風の松は夕来の厳しい気候を体現した木の象徴ですね。バックに一瞬太陽が出たので撮ろうと思ったらすぐに隠れました。(涙)

厳しい気候はシャッターチャンスも短いようで、ぼけ〜としてる私には不向き(^^;;

夕来

雪に埋もれながらもシャッターチャンスを窺う花柄師匠

やはり、師匠は違う!雪に埋もれ自然と一体化しながら風の松と向き合ってます。この姿勢見習わなければ!

夕来

夕来の吹雪に耐える花柄クジラ号

花柄クジラさんの名はタイヤカバーにある花柄クジラのマークにちなんでします。

夕来

吹雪(夕来)外にいるのが辛い自然の猛威、聞こえるのは風の音

白い闇、吹雪は凄い、日露戦争の沙河や黒溝台の戦いはこんな吹雪や厳寒の中で行われたようですが・・・ふとそんなことが頭によぎります。こんな中を攻めて来るコサックはまさに恐怖です。

夕来

夕来小中学校跡(昭和60年3月閉校)

夕来小中学校は僻地4級の稚内市抜海村オネトマナイ地区にあった学校です。今は写真右に残る教員住宅2棟が昔を偲ばせてくれます。僻地4級、内地に育った私には聞きなれないことばです。

手前にあるのは地域の寄り合い場「夕来会館」、今は数件の酪農家が暮らす夕来地区、かっては海岸線に駅逓もあったようですが今はどこにあったかも確認できません。

勇知

花柄クジラ号は下勇知を目指します。

地吹雪はやんだり、吹雪いたりの繰り返しでした。対向車もない雪原の道路ひたすらを走ります。

勇知

廃サイロ@

花柄クジラさんお薦めのサイロに連れて行っていただきました。3つ仲良く寄り添うサイロが哀愁をそそります。北海道の牧歌的風景の代表であるサイロも現在は利用されず、どんどん無くなってきているようです。

こちらも炭坑遺産と同じく素晴らしい産業遺産のような気がしました。サイロにはそこで暮らした開拓者の夢やいろんな思いが内包されている気がします。

勇知

同じサイロですがちょっと白黒に

家族のように仲良く寄り添うサイロ、今度は花の季節に青空の下で写真を撮ってみたくなりました。

勇知

簡易軌道 勇知線の終点だった3線地区

ここで、下勇知で育った花柄クジラさんに簡易軌道勇知線のお話をお聞きしました。この路線昭和24年頃から32年頃まで存在したらしい馬力による簡易軌道、起点は宗谷本線の勇知駅から上写真3線地区のこのあたりが終点だったらしいとのこと。

距離約9.8キロで、昭和31年発行の地形図に掲載、木材などの物資を輸送のため敷設された路線だが、稚内市史にも1行ほど記録程度しか記載がない幻の路線である。

そんな貴重な幻の路線に花柄師匠は乗車経験もお持ちのとのこと、流石♪♪地元ではトロッコまたは軌道と呼ばれていたそうです。駅と呼べるようなものは無かったようです。

勇知

簡易軌道 勇知線 線路跡(電柱付近)

3線地区からは下勇知(5線)地区まではほぼ道路沿いに線路があったようです。上写真の電柱付近が線路跡であったとのことです。雪解けした時期に確かめたくなりました。

普段は「危険なので軌道の線路には入ってはいけない」と言われていたらしいのですが、そんな線路の枕木に、きのこが生えて食べた楽しいお話を語り部 花柄クジラさんに聞かせてもらいました。

昔の貴重なお話は楽しい、地域の歴史を残すためにも語り部さんのお話を収集することは、本当に大事なことだと痛感しました。

勇知

廃サイロA(下勇知地区)

勇知地区は今でも酪農が盛んな地域ですが、廃サイロが多いのも事実、酪農の世界は厳しい。宗谷本線の車窓からもサイロをいくつか見ることが出来ます。

宗谷本線

運良くきた宗谷北線 普通列車

上勇知に入ると、鉄橋付近でテレビカメラをもつ人がひとり、こんな寒いのにご苦労様と思って時刻表を見たら、11:13分、こっこれは、もうすぐ名寄行きの普通列車が来る時間でしたので、上勇知の踏み切りで急遽、列車の写真を撮っちゃいました(^^;

このあと、上勇知を過ぎた花柄クジラ号は国道40号線に入り声問を目指しますが、今回はここまで続きは下記画像をクリックしてください。

稚内

第2弾 声問編もよろしく♪

切符

今回も旅もいつもの「北海道・東日本パス」を利用しました。安く行けるぞよ♪

○が有る方はぜひ飛行機や特急を利用してゆっくり宗谷を満喫しましょう。僕もそのうちこっちの仲間入りを果たしますがな(爆)、尚、冬の稚内空港は休航も多いのでご注意あれ。

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