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歌志内・上砂川紀行

歌志内

私が始めて旅した時代の1980年代後半の北海道にはまだ炭鉱がいくつか存在していました。頭で知っていても現地で見るとやはり「百聞は一見に如かず」とても印象に残りました。その場所が今回紹介する歌志内でした。当時すでに全国一の人口が少ない市で1万人を割る人口でしたがまだ空知炭砿が操業し、運炭列車も走っていました。元々、旅の計画には無かったのですが道内時刻表を見ると時間的に乗れることがわかり砂川駅で降りました。

実は時間的に丁度、歌志内線と函館本線支線の上砂川線に乗れることが出来ましたが、どうせ乗るなら距離が長いという単純な理由で歌志内線に乗りました(笑)写真は歌志内を代表した空知炭砿立て坑です。
(尚、写真はスキャナーが壊れたため画質が落ちておりますので見苦しい点ご了承ください、1987年や2005年の写真になります)

上歌志内

歌志内

歌志内線の廃止後、代替バスとして中央バス焼山線が運行されています。終点は歌志内駅より5分ほど奥にあるこの上歌交番前です。人口も少ないためか郵便局や交番もなくなりバス停も現在は「上歌新栄町」になっています。なかなかいい雰囲気の集落が残っています。ここからは写真のように山を越えるとすぐに赤平市になります。中央バスの歌志内線(滝川〜砂川〜上砂川〜歌志内〜赤平昭和)が走ります。炭鉱のあった町をはしごする結構個人的に好きなバス路線です。

歌志内

上歌志内バス停からは、見てのとおり住友赤平炭鉱排気立て坑を見ることができます。炭鉱の町、歌志内が誇る貴重な産業遺産です。

歌志内

上歌志内には写真の住友上歌志内砿の厚生施設「上歌会館」があります。倉本氏の人気ドラマ「昨日、悲別で」で脚光を浴びたお陰で現在も(悲別ロマン座)残されています。

歌志内

歌志内

空知砿入口バス停(現在は改名)から右側の空知砿方面へ歩くと空知砿の立て坑の他にご覧のズリ山が見えます。現在もトラックが動き回り細々と石炭を採っているようです。

歌志内

歌志内駅前バス停(現 歌志内市街)よりズリ山と中央バス、現在歌志内駅のあった場所には立派な郵便局が建てられています。駅前は歌志内で一番大きい市街地の本町です。夕張も中心に本町がありますし細長い炭鉱町なのでなんとなく似ている気がします。私にとって一番歌志内を感じるのがこの駅前からズリ山方向を見た風景です。

歌志内

歌志内線廃止のオレンジカード、上の写真と同方向の写真です。写真のズリ山が現在は樹木が生え自然に帰りつつあることが分かります。私が乗ったローカル線で廃止になった第一号がこの歌志内線でした。廃止になった日はとても残念でした。

歌志内

ちょっと酷い写真で恐縮ですが歌志内駅の写真です(^^;

歌志内

夕方の歌志内線は丁度いいぐらいのほどよい乗車率で砂川駅を発車し焼山駅から先は炭鉱の町らしくこまめに停車しながら終点の歌志内駅に着きました。車両は当時最新式のキハ54であまり似合わないような気がしました。車窓からは炭鉱の町らしい風景や炭鉱跡のホッパーなども見え、自然やグルメだけでない、北海道のある一面として炭鉱の存在を私に強く印象づけてくれました。短時間ではありましたがちょっと勉強できたような気がしました♪

歌志内

なんとなく駅前をうろうろしていたら、駅長さんに入場券を勧められました。「もう歌志内線も無くなるから記念にどう?」といわれた私はつい「どっちでもいいです」と今考えると馬鹿の頂点のような返答をしたのですが(爆)ちゃんと歌志内駅記念入場券は買いました(笑)お陰で今はいい記念になっえいるしサイトを通して見ていただける幸せを手にしました。

歌志内

歌志内駅駅名標

上砂川

上砂川

上砂川も歌志内同様の炭鉱町です、パンケウタシナイ川流域に町があるので下歌志内でもよかったのに(笑)そんな冗談はやめにしてこの上砂川と歌志内はお隣どおし、東鶉駅と文殊駅は丘を隔て歩ける距離にありました。一時は15往復を越える列車が走っていたこの上砂川駅もJR化後は6往復まで減り1日の乗客が20名ほどと最後は悲惨な状態になっておりました。元々収支が函館本線扱いのため存続していましたがJRになり、町が駅の移転を求めた際に反対もなくすんなり廃止が決まったようです。

私も函館線扱いのため廃止されないと思い、乗らなかったら廃止されましたね。失敗しました(涙)

上砂川

上砂川駅舎は位置や方向を変えてますが残されています。こちらの上砂川駅が倉本氏の人気ドラマ「昨日、悲別で」の悲別駅として利用されたためだと思います。ところで「昨日、悲別で」見たこと有りません。見てみたいドラマです。放送のあった頃は1984年のようです。1984年だとたぶん私は「山河燃ゆ」とか「宮本武蔵」を見ていました。

上砂川

上砂川のシンボル三井砂川炭鉱立て坑と中央バス(上砂川駅前バス停)、上砂川のシンボル立て坑は地下無重力センターとして活用されたため(現在は廃止)現在も残されています。上砂川駅前バス停は駅移転で道路は改良され現在は中央1丁目というつまらない名のバス停に改名されたようです。

上砂川

上砂川の市街地バックに立て坑が見えます。ここから鶉までなんとなく歩きました。途中、春とはいえ雪が残る古い家屋の2階の屋根にふとんが干されており、そこで可愛い兄弟が遊んでいるのが見えとても微笑ましく思え写真に撮ろうか迷ったことがありました。結局撮らなかったのですが今も脳裏に残るいい風景でした。また旅してみたい歌志内や上砂川です。

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