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JRバス 深名線のアイヌ語地名A

JRバス 深名線

三股にて

このコーナーでは、路線バスの中でも私が一番好きな深名線のアイヌ語地名を写真と共に紹介します。深名線は平成7年に廃止されましたが、現在はジェーアール北海道バスで運行されています。運賃も鉄道時代と余り変わらず景色もいいし、運転手さんも親切で町内会のバスに乗っているようなアットホームで楽しい路線です。(乗車 平成19年3月31日)

今回は第2回目として幌加内〜名寄間を紹介します。鉄道時代は120キロぐらいでしたがバスになって距離は140キロほどになっています。

幌加内〜名寄までの鉄道時代の駅

上幌加内駅 - 雨煙別駅 - 政和温泉駅 - 政和駅 - 新富駅 - 添牛内駅 - 大曲仮乗降場 - 共栄駅 - 朱鞠内駅 - 湖畔駅 - 蕗ノ台駅 - 白樺駅 - 北母子里駅 - 天塩弥生駅 - 西名寄駅 - 名寄駅 

幌加内〜名寄までのバス停 

幌加内 - 幌加内小学校前 - 振興 - 上幌加内 - 雨煙別 - ルオント前 - 政和 - 政和第三 - 政和8線 - 新富 - 添牛内郵便局前 - 添牛内小学校前 - 大曲 - 共栄 - 朱鞠内小学校前 - 朱鞠内 - まどか前 - 三股 - (湖畔)−エンジン橋 - 母子里(もしり) - 牧場前 - 日塔宅前 - 北川宅前 - 天塩弥生 - ライスセンター前 - 稲川商店前 - 市立病院前 - 西3条南6丁目 - 名寄駅  湖畔は夏季のみ

JRバス 深名線

幌加内ターミナルを出発すると、バスは旧駅のあった場所にはよらず朱鞠内に向け北上します。

JRバス 深名線

上幌加内付近の山並み

JRバス 深名線

幌加内以北は家も少なく、景色は美しく〜♪

JRバス 深名線

上幌加内バス停、1名下車、駅跡あるはずですがバスからは確認できません。

JRバス 深名線

道の雪は溶けましたが流石に周りはまだ雪です。

JRバス 深名線

たまに雨龍川を渡ります。

JRバス 深名線

バス停は写っていませんでしたが、こちらが雨煙別バス停です。鉄道時代は駅もありましたが、廃止前に廃駅になっており、晴れてバス停で復活(^ O ^)V

JRバス 深名線

こちらが雨煙別の語源になって雨煙別川です。アイヌ語のウエンペッ=ウエン・ペッ(悪い・川)から

JRバス 深名線

深名線の中でも屈指の遺構の第3雨龍川橋梁、このあたりの雨龍川はダム完成前までは非常に流れが早い難所でポンカムイコタン=ポン・カムイ・コタン(小さいほうの・神の・御住みになる所)と呼ばれていました。カムイコタンの地名は道内各所に残り、川の難所につけられた地名です。幌加内町内他にもポン(小さいほうに)対するポロカムイコタン(大きいほうの・カムイコタン)の地名があります。

また鷹泊ダム近くには同じポンカムイコタンの地名があり川の難所が多かった当時を偲ぶ事ができる貴重な地名です。

第3雨龍川橋梁

2007年3月の第3雨龍川橋梁、保存会も立ち上がったようですので今後の保存に期待したい所です。(^^ちなみにすぐ近くに政和温泉ルオントがあります。また鉄道時代は政和温泉駅があました。(温泉旅館は廃業)

政和

そば畑で有名な政和地区を北上

JRバス 深名線

大正終わりから昭和の始めの入植地の正和、深名線開通時に政和に改名されたようです。

深名線政和駅

現在も幌加内蕎麦の店として第2の人生を歩んでいる深名線政和駅(幌加内より右手)

JRバス 深名線

上幌加内から似ていますが(^^;こんな奇麗な雪原が続きます。

JRバス 深名線

深名線の新富駅付属の倉庫か?新富は昔、豊富と言ってましたが深名線の開通時に新富に改名されました。

JRバス 深名線

早雲内川、ソーウンナイ=ソー・ウン・ナイ(滝・ある・沢)、添牛内の語源になったと考えられる川です。川の中流に(霧立峠近く)の滝があるそうです。

深名線 添牛内駅

深名線 添牛内駅、比較的良好な状態で残っています。(幌加内より車窓左手)

雨龍川も上流はまだ御覧のとおり雪に覆われています。

深名線 添牛内駅

鉄道時代は停留所のあった共栄地区も幌加内特有のバス停に

朱鞠内

バスは添牛内以来の大きな集落、朱鞠内に昔は木材を中心に2000人近くの人が住んでいた時代もあるようです。豪雪・最寒地帯として有名で天気予報に出てくることもあります。

朱鞠内

一応、小学校もあります。(斜面をちょっと登った所)

朱鞠内

丘から見た朱鞠内地区、典型的な盆地になっています。写真中央部右よりに朱鞠内駅施設がありました。

朱鞠内

朱鞠内バス待合所(駅跡)

朱鞠内

朱鞠内バス停、地名の朱鞠内ですがアイヌ語のシュマリナイ=シュマリ・ナイ(狐・川)またはシュマ・リ・ナイ(岩・高い・沢)と考えられます。ちなみに朱鞠内川は三股バス停より湖畔側に少し行った場所に流れています。

深名線

深名線時代の朱鞠内駅、現在は残念ながら撤去され新しいバス待合所になりホーム跡も公園に生まれ変わっています。鉄道時代はこの朱鞠内が分岐点になっていましたが、現在は幌加内になっています。また鉄道はここ朱鞠内からは湖畔ー蕗の台ー白樺ー北母子里の経路でしたがバスは三股(夏場は湖畔)までであとは経路を替えエンジン橋より母子里に直進します。

JRバス 深名線

エンジン橋より見た雨龍川、もうすこし行けば朱鞠内湖になります。

JRバス 深名線

母子里に向けて出発、エンジン橋より母子里まではバス停もありませんが人家も無くただ素晴らしい風景が続きます。個人的にはバスのほうが車窓は上だと思います。ちなみに右に家が見えるあたりが三股地区になります。また左側には殆ど木に隠れて見えませんが(^^;旧朱鞠内小学校を利用した「ふれあいの家まどか」があります。

JRバス 深名線

奥に見える山は羽幌と境界をなすピッシリ山です。アイヌ語のピッシリ=ピッ・シリ(石・山)

JRバス 深名線

景色はいいですが豪雪地帯暮らす人はさぞ大変でしょうね(^^

JRバス 深名線

ようやく朱鞠内湖が見えてきました。昭和18年完成の雨龍ダムで当時は日本一の大きさの人造湖でした。ただ建設にはタコ部屋労働や強制連行など暗い歴史があります。

JRバス 深名線

冬場はワカサギ釣りで有名です。遠くにぽつりぽつり見えましたが、時期によってはかなり寒いでしょうね〜〜(^^;;;

JRバス 深名線

バス路線の魅力はこの朱鞠内湖の車窓を堪能できることです。鉄道時代は非常に微妙で車掌さんに質問したときも「どっちかな〜〜」なんて考え込むレベルでした(笑)

JRバス 深名線

ところどころ雪解けも

JRバス 深名線

ん〜〜いい車窓です。(幌加内より左手)

JRバス 深名線

母子里手前で通過するモシリウンナイ川、母子里の語源になった地名でアイヌ語のモシリウンナイ=モシリ・ウン・ナイ(島・ある・川)ダムができる以前は水量もあり中洲がある川だったことから名付けられた地名です。

北母子里

道の先の鉄塔が並ぶ地点が深名線 北母子里駅跡です。日本の最低気温を記録した場所で有名です。

北母子里

母子里バス停のJRバス

JRバス 深名線

母子里より名母トンネルを抜け名寄を目指します。鉄道時代も木陰から名寄が見渡せましたがバスからのほうが良く見渡せます。

JRバス 深名線

まさに峠にふさわしい景観

JRバス 深名線

母子里〜天塩弥生間も鉄道とは経路が離れています。(天塩弥生バス停)

JRバス 深名線

名寄市になってバス停留所もこんな形に(^^、天塩弥生駅ですが昔は初茶志内駅という駅名で語源は近くを流れる初茶志内川から来ています。ハッチャシナイ=へッチェ・ウシ・ナイ(はやしをたてる・いつも〜する・沢)とも訳せますがはっきりわかりません。鉄道時代は名寄からこの天塩弥生までの区間列車もありました。

JRバス 深名線

こんなバス停もあります(^^

JRバス 深名線

楽しいバス旅も終点手前の西3条南6丁目でおわり、なぜここかって?・・・それは目の前に西條デパートがあるのでここでいつも食料を供給するためです。(^0^)

それにしても楽しいバスとの別れもつらい、又来ます。

名寄駅

バスの本当の終点 名寄駅 、昔ながらのい駅舎です。アイヌ語のナヨロ=ナイ・オロ(川・のところ)から、ここまで来たからには僕は必ず北を目指します。(爆)

第1回の深川〜幌加内間は下記をクリックして下さい。

JRバス 深名線

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