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花柄クジラ号で吹雪の稚内さんぽA(声問編)

声問

2008年1月4日、「ネイチャーラブ最北 事務局」の花柄クジラさんと愛車「花柄クジラ号」に乗った時の楽しい旅の記録「花柄クジラ号で吹雪の稚内さんぽ(勇知編)」の続編、声問村編です。

更喜苫内小学校

 旧更喜苫内小学校

花柄クジラ号は上勇知より国道40号線を市内に向け北上、途中声問村サラキトマナイ地区を通ります。車窓左手の丘の上に平成14年3月閉校の更喜苫内小学校校舎が見えます。

更喜苫内

宗谷バス更喜苫内バス停

地名はアイヌ語らしくカタカナ表記のサラキトマナイですが、学校は更喜苫内という結構面倒な当て字がされていました。ここを走る宗谷バス サラキトマナイ線ですが市内〜上勇知間を1日1往復半の超過疎路線です。

以前のバス停はサラキトマナイ学校前でしたが、閉校した学校に敬意を表してなのか現在は渋く更喜苫内になってます。バス停や路線自体が無くならないことを祈るばかりです。

曲淵駅

私が天北線にはじめて乗ったとき撮った曲淵駅(1987年)

この後、お昼になり花柄亭でごちになりました。途中、曲淵のご親族が見えられ、天北石炭鉱業・宗谷炭坑ありし時代の貴重な楽しいお話をお聞きしました。最盛期には温泉の他になんと当時の稚内になかった映画館(今も密かになかったりしますが)が2つもあったようです。流石炭坑街!

曲淵は天北線時代も稚内より曲淵止まりの列車が設定されていました。現在も宗谷バスで夕方に曲淵行きのバスがあります。(上声問・増幌経由、鉄道時代から設定有り)

曲淵のお話を聞けたので私の写真を発掘、写真を見ながら、もっと撮っていれば・・・・過去へはもう戻れない(涙)美味しいワカサギ天や草もちで燃料を120パーセント補給し、吹雪も収まってきたような雰囲気でしたので次の目的地へ出発。

声問

ユックトー跡(声問小沼)

現在、緑ヶ丘学園や宗谷ふれあい公園のある場所にはアイヌ語地名でユックトーと呼ばれる沼があり、別名(小沼・声問小沼)と呼ばれていましたが残念ながら埋めたてられ痕跡はありません。

ユックトーを埋める前に花柄師匠は現在でいうところの環境アセスメントをボランティアで行ったとのことでした。

声問

声問 古墳(ピラミッド)♪

決して有名観光地ではありませんが、大沼とユックトーの間ぐらいにある初代稚内市長 西岡氏の邸宅跡(付近?)だそうです。天皇家の古墳に負けない立派なピラミッド状になっており、一見の価値有り、偉い人は北の涯でもやっぱりすごい♪

声問

旧秋田木材発電所(大正2年建築)

稚内市に残る貴重な歴史的建造物、声問レンガ使用、秋田木材自体は幕別川流域の木材を本州に売っていたようですが昭和の始めには無くなったようです。

声問

白鳥飛来で有名なシュプントー(大沼)。というかただの雪原(^^;;

今回は、シュプントー(大沼)周辺のアイヌ語地名も気になっていたのですが、冬は除雪もされず近づくことも難しいようです。「ほら、ここがシュプントーと言いたいですが吹雪もあり、全く見えません」(^^;;(涙)、ま〜春まで待っててね♪

天北線跡

幕別平野や天北線跡(道路右)を見つつ目指す場所はマクンベツ♪

観光好きな私のリクエストのため、旧天北線沿いを南下し幕別(現 恵北)を目指します。それにしても、この幕別平野・・・無名なのですがサロベツに負けないとっても素敵な原野です。牧草地化していなければ、こちらも最北の大規模湿原として国立公園になっててもおかしくない景観です。

地名の元になった幕別川も現在は河川改修後、声問川になり、幕別の集落も恵北となり稚内市民の記憶から忘れられつつある幕別ですがぜひ、残って欲しいと思うのでした。

天北線跡

前に除雪車、右は天北線跡、今にも赤い(タラコ色)列車が走ってきそう♪

幕別

廃サイロ(幕別)

幕別(恵北)で花柄さんお薦めで私も気に入ってたサイロに行きました。雪原の宗谷らしい丘陵状にあるサイロとっても素敵です♪、青空や放牧されている頃はもっと素敵かもしれません。絵にある世界のように感じます。

幕別

廃サイロ、運良くちょっと青空がのぞく。

有名観光地とはふた味は違いますが、稚内病の私にはこんな無名で素敵な稚内こそもっとも魅力的です。こういう場所はやはり現地の人しか分りませんからね。
本当にありがたや(^^♪

幕別

こういう天気を猛(地)吹雪といいます。

このあと、実は私の希望で長ったらしいのですが稚内の歴史的建造物:旧帝国海軍大湊通信隊稚内分遺隊幕別送信所庁舎を見に行ったのですが御覧の通りの猛吹雪、曲る道すらよく分からない状況に陥り退散

吹雪は道も見えない、吹き溜まりもできる、これで夜だったらと考えると本当に恐ろしさを感じました。道北の吹雪恐るべし。

増幌

ほっ・・・吹雪はとりあえず去った・・・(増幌)

最涯て稚内の自然の猛威を感じつつ、次の目的地を目指します。凄い・・・ここに暮らす人は本当に大変だろうな。ここは1日1往復のバスが市内を走る増幌地区、もとはマシュポポイというアイヌ語地名を語源にしています。

増幌

サイロ(増幌)

増幌

花柄クジラさんお薦めの悩みの山

花柄さんのサイトの掲示板で気になっていた「悩みの山」、場所はここかな〜と地形図を見ながら考えていたのですがずばり増幌河口近くの23メートル丘でした。当たって嬉しい!

増幌

アイヌ語地名のモイワにそっくりな形状の悩みの山

なぜ私が気になったいたかと言えば、その形状が低いとはいえアイヌ語地名に出てくるモイワ(小さい山)にそっくりだったから、しかも宗谷には3つのモイマ山というモイワ系の地名が存在しています。

そのひとつは、この悩みの山のほぼ真東の宗谷丘陵状に存在する231メートルのモイマ山で、もとはこの悩みの山がモイワだったのでは?・・・なんて思って気になっていました。

増幌

吹雪の増幌チャシ

家に帰ってからしばらくして分ったのですが、なんとこの悩みの山、実は近年発見された増幌チャシだったことがわかりました。チャシは自然の地形を利用した簡素なアイヌの砦や城を意味しますがまさかこの悩みの山が・・・・悩み解消しました。(笑)

チャシと言われれば、確かにうってつけの地形に見えます。独立丘で見晴らしもいいので、昔の文献にはこの付近にチャシの地名は見られなかったので正直思いもつかなかったのですが、チャシはわかれば尚いっそう愛しくみえる増幌チャシでした。

メグマ

海も大荒れ(メグマ)

今日は本当に吹雪いたり止んだりの繰り返し、宗谷岬への道も吹雪いたり止んだり・・・メグマ付近の海岸線も荒れておりました。

声問

天北線 声問駅跡 付近

ここで今度は私が好きなウェンノッ(声問岬)に立ち寄ってもらうことになりました。雪はすべてを隠すのでこんな処に列車を置いたら、本当に現役時代の天北線に出会えそうそんなことが頭によぎります。

青春時代、はじめて利尻を見たのは天北線の車窓から、稚内に入ったのも天北線、北海道らしい風景を見せてくれたのも天北線でした。もう2度と乗れないこともあり、今でもつい追い求めてしまいます。(^^@

声問

声問のハスキー犬(君の名は?)

岬に至る道の途中にいる可愛いハスキー犬、こんな寒い日でもちゃんとお外でお利巧さんにいました。北海道でも3頭ほどしかいない貴重な茶色ハスキー犬が声問にいらっしゃいます♪飼い主がいたのに肝心な名前を聞くのを忘れましたワン。残念(^^;;

声問

いざ!ラッセルでウェンノッ(声問岬)へ

冬季は道がないため、先端部分へは50メートルほどラッセルするしかありません。でも雪は降っても風で飛んでいく稚内、たいしたことはありません。

声問岬

相変わらず優しいウェンノッから見た宗谷岬方面

海上にある黒い物体はアザラシではなくテトラです。こうやって宗谷岬をみれば〜なかなかいい天気なんですが・・・・・・・・

声問岬

ウェンノッ先端から見た稚内半島

こっちを見れば、ぎょ〜〜クサンル(南稚内)方面が非常に吹雪いてるのが分ったりします(^^;;やっやばい!早く戻んないとまた吹雪く(涙)

声問岬

声問なる風景@

ラッセルして車道へ戻りながら声問らしい漁村風景を撮りました。こういう風景好きです。

声問岬

声問なる風景A

声問岬

声問なる風景B

声問

吹雪の跡

電柱を見れば風向きが一目瞭然

声問を出発し、花柄亭におじゃまし、時期も時期なのですが、有り難く夕食までごちになりました♪

鮭の燻製

グルメ@ 鮭の燻製(上) 鮭のとば(下)

おとーさん特性の鮭の燻製(写真・上)、と市販のもの両方を食べたのですが、圧倒的にお店のものより美味しい、口に入れた時点で全く違うものではないかと思うほど・・・口に入れたときの香り、そして香ばしい豊潤な味わいと最高の燻製でした。

私自身は普段グルメとは縁がありませんが、とっても美味しい果物は品種が違ってもまろやかで本当に似た豊潤な味を持っています。この燻製は他の肉の燻製といわれればそうかと思うほどの味でした。レベルの高いものは、似た味を持っているんだな〜と学習しました。ワイン・日本酒などに最高の友となってくれるでしょう。

チカのお刺身

グルメA チカのお刺身

チカはアイヌ語でもチカと呼ばれ、ワカサギより一回り大きく、海水魚であることが決定的な違いです。こんなお寒い中、白鳥大橋近くの声問川でチカ釣りをした、おとーさんが新鮮なチカを刺身にして頂きました。本当にありがとうございます。

チカのお刺身

ゆず胡椒で頂きます♪

はじめて食べたチカのお刺身、ほんのり甘く、歯ごたえは優しく、旨くて旨くて箸が止まらずいっぱい食べました。九州のキビナよりよっぽど美味しかったです。

うどん

グルメB うどん

え〜〜これは「うどん」といいます。(当たり前じゃ!)何が、いいかと言えば、花柄シェフ特性のお汁にあります。九州と同じく透明なお汁・・・鶏肉まで入り長崎の実家のお汁を思い出しました。関東は醤油で真っ黒なお汁なので・・・・やっぱり透明なる汁はいい♪

飯寿司

グルメC 飯寿司(いずし)

最後はエゾノベテラン花柄シェフとおとーさんとの合作:特性の飯寿司(いずし)を頂きました。飯寿司は北海道の保存食でホッケやカレイなどの魚とお米、キャベツや人参などの野菜を漬け込んだ保存食、非常に手間がかかるので今では作る人も少ないそうです。

(下手に作ると食中毒で死にも繋がる、難しき料理です。私のような中途半端な人間が作れば人口は益々減ってゆくこのとになるでしょう)

九州は暖かい気候のためこのような保存食はしりません。長崎なので魚は昔からたくさん食べているものの・・・はたして自分に食べられるのか???ちよっとおそるおそる食べました。

美味しい♪、なんだか酸味のある魚と浅漬けを食べているような〜♪醤油をつけるともっと美味しかったです。

今までは、グルメとはほぼ無縁の旅をしておりましたが、今回エゾノベテラン花柄シェフのお陰ではじめて北の家庭料理を味わえ私の旅にも幅が増え感動しました。深謝♪

正月にもかかわらず暖かく歓待してくれた花柄クジラさんや子クジラさん、おとーさん・ご親族さまにこの場を借りて厚く御礼申し上げます。       サルル

勇知

第1弾 勇知編も見てない方はよろしければ御覧下さい♪

北海道・東日本パス

○は無くとも1万円あれば、最果てがあなたを待ってます。「北海道・東日本パス」君は僕と稚内の大事な掛け橋♪、写真のように整理券を集め、稚内市の駅、全駅制覇なんて小学生じみたことをやるのは止めましょう!人格を疑われます(笑)。
あっ自分のことか(^^;;;;

○が有る方はぜひ飛行機や特急を利用してゆっくり宗谷を満喫しましょう。僕もそのうちこっちの仲間入りを果たしますがな(爆)、尚、冬の稚内空港は休航も多いのでご注意あれ。

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