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定山渓鉄道 (昭和43年)

定山渓鉄道時刻表

昭和43年6月弘済出版社「道内時刻表」より

昭和43年は高度成長期、北海道もまだ過疎化がそれほどでもなく、現在は地図から消えた小さな集落が道内各地に点在した活気がある時代ともいえます。今回は、北海道の中心札幌を走った定山渓鉄道の時刻表を紹介します。

定山渓といえば、札幌の奥座敷にある温泉地、私も北海道好きなので足繁く通っていた時代もありますと、言いたいのですが行ったことすらありません(笑)、たぶんこれからも行く機会がないような気がします(^^;まぁ〜くだらない話はここで終わります。

定山渓鉄道は大正7年に札幌の白石駅と定山渓を結ぶ鉄道として開業しています。目的は温泉だけかと思っていましたが、木材や鉱石の運搬にも活用されていたようです。

大都市札幌の近郊を走る路線ですので今走っていてもおかしくない鉄道だったともいえますが、複線化が実現できない間にバスや自動車に乗客を奪われた時に、札幌市より地下鉄建設に伴う用地買収の申し出があり廃止を決めたようです。廃止はこの時刻表の1年後昭和44年11月1日です。

廃止の理由がさすが都市部を走った鉄道といえそうですね。鉄道の廃止前からすでに「じょうてつバス」が30分に1本ほど運行されていたようです。複線化されていたら現在も元気に電車が走っていたかもしれません。

時刻表を見ると、国鉄札幌駅発の列車が数本あり国鉄へ直接乗り入れていたことがわかります。時刻表状は電車になっていますが、東札幌から札幌までは気動車で運転されていたようです。ちなみに千歳線の東札幌駅は昭和61年に廃駅となっています。

この時刻表を見るとなんとなく豊滝駅が気になりますが、隣の駅ともそれほど離れていない点や現在も小学校があるのでそんな辺鄙な場所でないことは確かです。集落から離れているので殆ど利用者がいないから止まる列車が少なかったのかもしれませんね。

今回は、いつもと違う大都会にあった私鉄のお話でした。

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