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日高本線 アイヌ語地名さんぽ2 (2007年元旦)

日高本線

このコーナでは2007年元旦に日高本線に乗車した第2回、静内〜様似までの区間を紀行風にアイヌ語地名も併せながら紹介したいと思います。余り期待せずに見ていただくと嬉しいです。ちなみに日高本線は海あり山あり牧場有りの車窓の美しいおすすめのローカル線です。(^^

日高本線出発は静内駅から

静内を発車した列車は静内川(もとシベチャリ川)を渡り太平洋沿いに南下します。川沿いの流域にはチャシ跡群が確認されています。

三石

しばらく走り、次の町三石(現〜町)に到着します。江戸時代には会所が置かれ昆布漁の盛んな町です。ミツイシはアイヌ語のイマニッ・ウシ・ィ(魚焼串・ある・ところ)の略された地名といわれています。アイヌの神様オキクルミが鯨を蓬の串で焼いていたらそれが跳ねて岩になったというとっても楽しい伝説があります。(^^♪それが蓬莱岩と呼ばれ列車からも良く見えます。

蓬莱岩

三石川沿いにあり巨大な大岩「蓬莱岩」、アイヌの人たちは「イマニ(魚焼串)」と呼んでいたようです。このへんは公園にもなっているので散策にもいいと思います。

蓬栄駅

列車は蓬莱岩もよりの蓬栄駅に到着、なんか随分くたびれた駅名標ですね〜錆錆しています(^^;;

日高

蓬栄駅を出発し次の本桐駅、途中に車窓から美しい日高の山脈が見えました。あ〜あれが幌尻岳、カムイエクウチカウシ山・それにエサオマントッタベツ岳と分かるともっと楽しいのですが、実はどれがどれだかさっぱり分かりません(大笑)

本桐駅

昔ながらの本桐駅、ちょっと寂しい感じです(^^

本桐ですが、アイヌ語のポンケリマップ(小さい・ケリマップ川)からきた地名です。日高線はここから終点の様似まで交換設備が無いこともあり、信号待ちする列車も多い駅です。

荻伏駅

明るい感じの荻伏駅

本桐駅の次の駅は荻伏(おぎふし)駅、アイヌ語のオニウシ=オ・二・ウ(川口に・木・繁茂する・ところ)を意味しイカ飯で有名な森駅と語源は一緒です。どうせなら鬼牛駅のほうがかっこいいのにな〜〜♪、鬼志別や鬼鹿駅がなくなりちょっと鬼系の駅がほしいような(^^;;

荻伏を出ると山手を走り、日高線で人気のある絵笛駅に到着します。

絵笛

絵笛はアイヌ語のエプ(小山)からきた地名です、どの山かはわかりませんが当て字といい素敵な地名です。この駅に人気があるのは周りが牧場でサラブレットを目の前に楽しむことができるからです。そういう私も日高を感じるため途中下車!

絵笛

馬よこっちに来て〜♪との願いも見事敗れ(笑)列車と馬の組み合わせは撮れず。

絵笛駅

も一つ絵笛駅、右側が無骨なる駅舎です。馬好きな方はぜひ途中下車を♪、冬の馬は寒いのか一部の元気な馬君を除き置物のようにじっとした馬が多かったです。冬は人間と同じでじっと寒さを耐えているのでしょうか。

絵笛を発車すると久しぶりに大きな集落が現れ日高支庁のある浦河に到着します。浦河はアイヌ語のウララベツ=ウラ・ペッ(霧・川)が語源と言われています。

浦河

久々の有人駅、浦河案外小さい駅です。

浦河

浦河を発車すると海岸沿いを様似へ向けて南下します、東町と日高幌別間は列車も砂浜を走り夏場は昆布干しを見ることができお勧めの車窓区間です。でも、現在は冬なので奇麗に片付けられています。(^^

なんとなく次の鵜苫駅で途中下車♪

鵜苫駅

鵜苫駅駅名標

鵜苫駅

右後方にアポイ岳を見ながらさようなら〜〜♪

鵜苫駅

駅舎はなんともお茶目な鵜苫タコが描かれています。(^0^)

鵜苫の地名は駅手前側(苫小牧)にある鵜苫川が語源でウトペツ(抱き合う川)からきています。駅から国道を様似側に歩くとすぐに冬似川を渡ります。(写真撮ったのに間違って消去しました・(−−;)冬似(ぶゆに)はアイヌ語のプイエウシナイ(蝦夷リュウキンカの根そこにある川)からきた地名と考えられます。

冬似の集落から様似方面へ歩くと海上には親子岩・塩釜ローソク岩・国道上にはトンネルが現れます。

塩釜ローソク岩

塩釜ローソク岩とフンペエトゥ(岬)

国道上のトンネルの先は岬をなして以前はとフンペエトゥ(鯨・岬)呼ばれていました。目の前で見ると結構迫力がある景色です。ここからしばし苦手なトンネルを歩いて越えて・・

親子岩

トンネルを越えると親子岩や左にエンルム岬が見えてきます。

目の前に美しい海を見ながらひたすら歩き西様似駅を目指します。西町の集落の中央部には海辺川が流れています。

海辺川

日高の山も見える海辺川(寒別橋より)

海辺川ですが、アイヌ語のウンペからでおそらく、フンベ・ペ(くじら・川)の転訛した地名とも考えられますが橋名にある寒別(カンベツ)が本当の川名ならカ・ウン・ペ(岸・ある・川)とも考えることができます。

西様似駅は山側にあり、道路標識にも表記がありませんでしたがお店の人に聞いてなんとかみつかりました。(^^;;

西様似駅

北海道特有の貨車駅舎の西様似駅ですがこんな素敵な絵がかかれていると親しみが湧きます。周りの風景も中々なレベルですよ〜♪

西様似駅なんと裏側もお洒落でした(^0^)

西様似駅

珍しく私以外に地元の人が乗り込みました。駅前はこれまた北海道らしい貯木場です。西様似ですができれば海辺駅だともっといいのにと思いつつ・・・

様似駅

列車は日高線の終点・様似駅に到着バックには高山植物で有名なアポイ岳

様似の地名はアイヌ語のエサマンペツ(現・様似川)からで(川頭が横になっている川または獺の川)と考えられます。ここからJRバス日勝本線に乗り換えればえりも岬や広尾方面へ行くことが可能です。

JRバス日勝線

JRバス日勝線えりも岬行きバス(岬までの往復割引切符があります。)

様似駅を出て海岸部に出ると眼前にエンルム岬を見ることができます。アイヌ語のエンル(岬)がそのまま使われ非常に素晴らしいことです。訳すと(岬岬になるのはご愛嬌です。)

エンルム岬

様似市街から見たエンルム

岬を海岸から堪能し折り返しの列車で札幌へ向かいました。元旦の日高線さんぽでしたが充分楽しむことができました。今回もグルメとは無縁でした。(^^;;

本桐駅

帰りの撮ったおまけ写真(本桐駅)

尚、日高線さんぽ@は画像をクリックしてください。

日高線

興味がある方は実現可能なアイヌ語地名駅L(日高本線編)画像をクリックしてください。

日高線

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