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アイヌ語地名について
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アイヌ語地名は、北海道や南樺太、千島列島に広く分布した先住民族であるアイヌ民族の言葉であるアイヌ語を使用した地名です。現在も北海道を中心に東北一帯に沢山のアイヌ語系地名として残っています。 特徴としては、海岸線や川の流域に地名が沢山残っています。特にペッ・ナイ(川・沢)などのアイヌ語系地名は、現在も「稚内」「歌志内」「紋別」「湧別」など道内各地にアイヌ語系地名に見ることが出来ます。 これはアイヌの人たちが狩猟民族であったために川筋又は海岸沿いで生活することが多かったことを伺い知ることができます。そのために同じ川の流域にも沢山の地名が存在します。 逆に山奥で生活することが少なかったせいか川を外れた山奥には地名が非常に少なくなっています。 また地名が地形やその土地の産物を表したものが多いためにかっての生活を思い浮かべることができる楽しみがあるのもアイヌ語地名の特徴のひとつです。 札幌・登別・小樽などの有名観光地も元はアイヌ語が語源になっています。 現在市町村の合併や時代の変化により減少しているアイヌ語地名の復活や保存を願いサイトを作りました。これをきっかけにアイヌ語地名に興味を持つ方が少しでも増えることを願っております。 日本人の私にとって新鮮な響きを持つアイヌ語地名が少しでも沢山の人たちに親しまれることを願っております。 アイヌ語地名は現在北海道遺産に認定されています。また随分遅れましたがようやく2008年、アイヌ民族が先住民族として正式に認められました。これをきっかけに歴史あるアイヌ語地名の復活をのぞみたいものです。 私自身若輩ゆへ、内容に誤記などがあるかもしれませんが、これをきっかけにして、興味をもたれ、アイヌ語地名関係などの本を読むことや旅に繋がることになればと思います。 また、このサイトの情報を鵜呑みにせず、本などや旅することで確認なさることをおすすめいたします。 その他もアイヌ語地名や宗谷・稚内・利尻・礼文・樺太・千島など内容盛り沢山?のカムイミンタラです。宜しければ下記リンクよりごらんください♪ |