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釧網線の旅2019B 釧路湿原車窓の旅
今回は本当に久々の釧網線の旅3回目です。くしろ湿原ノロッコ号を楽しんだ後、塘路駅より普通列車でアトサヌプリのある川湯温泉駅を目指します。 道東に入って以来ずっと曇りや雨と道東らしいといえば言えなくもない天候が続いて気分も乗らず旅程の変更もいろいろ検討もしましたが川湯温泉駅に着いたらこの天気、いやぁ〜久々の青空に感動♪手前の駅まで完全な曇りや霧雨状態でしたので、ちなみに釧路・網走方面の天気予報はどちらも曇りのち雨予報でした。
塘路駅から国鉄型のキハ54で北上します。1両ですが程よい込み具合で窓際に座ることができました。ちなみに写真左の丘にはとうろYHがありましが今はやってないようです、今回泊まる候補だったので残念でした。ちなみにこの塘路駅から昭和の初期には開拓民のために殖民軌道の阿歴内線や久著呂線が運行されていました。
くしろ湿原ノロッコ号は通常塘路駅までの運転ですが釧路湿原の車窓を楽しむなら塘路〜茅沼駅間が一番車窓的には釧路湿原らしい風景を楽しむことができるような気がします。 個人的にはどちらかといえば網走側に向かって左側がお勧めです。写真はポント(小さい沼)を意味するアイヌ語地名です。ちなみに反対側の車窓には道路越しに塘路湖が見えています。 |
天気がいまさんですが車窓からのサルルントー、アイヌ語のサル・ル・ウン・ト(湿原・道・入る・沼)を意味するアイヌ語地名です。この辺の車窓はいいので、豪華列車じゃなくて一般人の乗られる2階建て展望車両の着いた新型ノロッコ号でも釧路〜標茶間で運行してくれれば最高ですが、今のJR北海道では夢物語ですね(笑)
電線があるのはご愛敬です、同じくサルルントー。
サルルントーを過ぎ緑地帯を抜けるとまた広大な湿原が広がります。住所的には標茶町のクチョロ原野になります。
次に現れるのは、シラルトロトーです、車窓的には右側のほうがシラルトロトー(シラルトロ沼)を大きく見ることができます、アイヌ語のシラル・ウトル・ト(岩・間・沼)を意味します、恐らく流入するシラトルエトロ川にちなんだ地名かもしれません、昔は単にトー(沼)と呼ばれただけだったような気がします。
シラルトロトーを過ぎれば車窓的には釧路湿原らしい最後の車窓となる住所でいえばコッタロ原野が広がります、ここで湿原の車窓風景は残念ながら終わりあとは緑地帯や牧歌的な風景を走ります。 ちなみにコッタロ湿原は一応写真左側の方向になります。塘路駅から歩いて1時間以上かかった記憶があります。個人的には小さいころコッタローとあだ名で呼ばれたこともあるので好きな地名ですし好きな湿原でもあります。静かでとても雰囲気のいい湿原です。
天気が悪いのであとは美留和駅しか写真に撮ってませんでした(汗)、ちなみに美留和に地名ですがアイヌ語のペル・ワ(泉・岸)と思われます。次回は川湯温泉からアトサヌプリを目指します。 続きは下記画像をクリックしてください。 |