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吹雪の知来乙駅訪問記 2019冬
2020年春に廃止された札沼線の知来乙駅は月形町内にある駅でした。冬のある日、知来乙駅を訪問したのですが、恥ずかしながら北海道の暴風雪の怖さを改めて知らされることとなりました。もちろん東北でも吹雪の経験はありますし、冬の宗谷での暴風雪の経験はありましたが。。今回はいろいろと考えさせてくえる体験でした。
浦臼駅発の石狩当別行きが到着、本日の担当は札沼線用のキハ40 402でした。急に雪が激しく降ってきました。
駅舎はこじんまりしてますが、後ろ側にはトイレもついた知来乙駅。 |
知来乙駅 ホーム(石狩月形方向) 雪が激しいので駅舎に退散
知来乙駅 駅舎内。
なんということか。。吹雪いてきました(涙)、留萌と石狩の海岸部は暴風雪警報でしたが、内陸側は単なる雪予報でしたのですが、正直しまったと思いました。こんな無人駅に状況判断の甘さから一人でいることの無謀さを痛感しました。
札近くには民家が1軒、石狩月形駅へ向かう道も知っていますが、列車が運行停止にならないか不安になってきました。なんせ車もあまり通らない場所ですしね。
数日前は夕方から札沼線の当別以北が運行休止になったのは知っていましたし、なんせ昔のJRと違って冬に弱い、しかも廃止が決まっている路線でもあり、今後の列車が来るのかもとっても不安になりました。時間帯に酔ってはこんな感じの猛吹雪、もちろん外には出られませんし出るのは無謀です。 カイロはもちろん充分持ってましたので幾らかの隙間雪が吹き込もうが防寒は問題ないですが、なんせ一人でこんな無人駅にいると恥ずかしながらとても不安になりました。
折り返しの石狩当別発の浦臼行きがほぼ定刻にやってきました。ホワイトアウトの中からぼんやり見えてきたキハ40ライトのなんと有難いと感じたことか、なんだかキハ40 402がとても力強く感じました、また当然ですが無謀を慎む学習ができました。
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