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惜別 日高本線2236Dの旅@
JR日高本線が2021年とうとう苫小牧〜鵡川間を除き廃止されました、分かっていたこととはいえ、時刻表で見ると正直ここまで減ったか大きな失望感に襲われます、前もって廃止が分かっていればもっともっと日高本線に乗っていたのは間違いないほど好きなローカル線でしたが、それでも最期の秋に充分乗ることが出来たのは運が良く幸いでした。 もし、2014年に乗っていなければ間違いなく相当後悔していたほど好きなローカル線だった日高本線、その最後に乗った列車旅を撮っていた写真からぼちぼち紹介したいと思います。
日高本線の終着駅、様似駅はえりも岬や広尾方面への玄関口、現在もJRバスが広尾まで走っています。日高本線は廃止されましたが静内〜広尾まではJRバスなのでJRフリー切符も種類によっては今後も利用できるので(18切符や北東パスは不可)、コロナが収束したら、今度はバスでゆっくり日高を楽しみたいです。
上記写真は1978年に撮影された様似地区、写真左方が静内・苫小牧方面になります。様似駅は文字上の位置、様似駅を発車した列車はすぐに内陸方向に曲がる配線で様似川を渡り写真上方に向って走っていました。 「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。様似はえりも方面への玄関口ですが町内にエンルム岬♪という景勝地があります。ちなみにエンルムはアイヌ語で岬を意味します。
私にとって最終列車になった日高本線2236D、キハ40 359 現在この日高本線用のキハ40はすべて運用から離脱しています。日高本線にふさわしい素敵なデザインのキハ40でした。 思いだすと最初はキハ40で日高本線を楽しみましたが、その後キハ130という小さな気動車に車両が代り、がっかり感満載でしたが、またキハ40が返り咲いた際は嬉しかったですね、日高本線にはやはりキハ40が似合います♪
上記写真は1978年に撮影された西様似地区、写真左方が静内・苫小牧方面、右方は様似方面になります。西様似駅は文字上の位置、駅前には貯木場がある駅でした。 鵜苫駅から西様似駅まで散歩したことがありますが、ローソク岩や親子岩など景勝地があり楽しめました。駅は海側の集落より結構内陸部にあります、集落の中央付近を流れるのは海辺川です、そのまま海沿いを散歩してエンルム岬によって様似まで散歩するのも楽しいと思います。 「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。
鵜苫駅と言えば、駅舎のタコをあしらった素敵なデザインが印象的な駅でした。
鵜苫駅を出た列車は太平洋や湿地を見ながらは日高幌別駅へ
日高幌別川を渡ります、川の手前(様似側)にある素敵な牧場の車窓も永遠にお別れになってしまいました。。残念です。
日高幌別駅をちょっと過ぎた場所にあったミニ湿原にある池塘、日高本線の様似やえりも方面が良く見える車窓はここまでアポイ岳ともお別れです。
上記写真は1978年に撮影された日高幌別地区、写真左方が静内・苫小牧方面、右方が様似方面になります。日高幌別駅は文字下の位置、写真右側海側に見える牧場は湿地に囲まれた個人的に好きな牧場の風景でした。「国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省」より引用。
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