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歌志内・神威さんぽ 2011

歌志内

2011年正月、久々に空知の炭鉱跡をさんぽしました♪、赤平を早々に退散した私は主要な目的地のひとつ歌志内へやってきました。歌志内は元炭鉱の町、人口は5000人を切る全国最小人口の市です、今回は前回の歌神地区の続きで市内にある神威(かもい)地区です。ちなみに「かむい」とも呼ばれるのでどちらでも呼んでも地名は正解になります。

地名はアイヌ語のカムイ=神様(熊)となんとも畏れ多きよき地名の神威です。もちろんスキー場のある神威岳を語源にした地名です。写真は神威市街を走る中央バス歌志内線

神威は北炭神威炭鉱で栄えた街です。また昭和の14年4月に旭川市出身の作家「三浦綾子」先生が歌志内公立神威尋常高等小学校に教員として赴任し、昭和16年3月までこの神威の小学校で教鞭に立たれました。赴任時は、まだ高等女学校を卒業されたばかりの17歳だったようです。

この神威の小学校時代の話は、自伝小説「石ころのうた」に描かれています。とてもいい話ですのでこの三浦先生の話は、私としても一人でも多くの方に読んで頂ければと思っています。正直言って「塩狩峠」より私はこの「石ころのうた」が好きです♪そんな三浦先生ゆかりの神威を歩けると思うと例え雪でもルンルンです♪

ちなみに三浦綾子先生の晩年の大作「銃口」もここ歌志内神威での経験が生きた作品と言えます。

歌志内

さて歌神より、歌志内の語源になったペンケウタシナイ川に沿いながら歩道を歩きつつ神威(かもい)を目指します。歌志内自体この川に沿って小さい集落が点在しているような街です。

歌志内

雪が多い空知の炭鉱町なんで、これもまた歌志内らしい風景です。歌志内神威桜ヶ丘地区

歌志内

スプライト。。。随分前に飲んで以来飲んでないなぁ〜、日本のごく一部では売っているようなので、すいす的な歌志内では販売中なんでしょうかね。懐かしい。。昔はよく飲んだんですけどね。

歌志内

さて、かって賑わった神威市街の商店街がひっそり残っています。北炭神威炭鉱や中村にあった住友歌志内炭鉱閉山前はさぞ賑わったことでしょう。教師時代の三浦綾子先生もきっとここを歩かれたことでしょう♪

歌志内

神威市街バス停(歌志内・赤平方面)はすいす風の可愛らしい三角屋根です。玄関ドアをつければ、家として使えそうなほど頑丈です(笑)だからと言ってここを宿代わりにしてはいけませんよ(笑)、昔の家が少なくなった神威ですがこの高台の家は炭鉱時代からのものでしょう♪

歌志内

道路改良などですっかり姿を変えた、元歌志内線神威駅跡(文字部分に駅舎がありました。)廃止後も残っていた駅舎ですが道路改良の際に撤去されています(涙)

歌志内

上記写真は昭和50年代初頭に撮影された歌志内線神威駅付近、写真中央の丸が歌志内線神威駅、右側の丸が写真を撮った神威市街付近になります。線路左下方向が砂川方面、右上方向が歌志内方面になります。線路部分より上は随分昔と違い変化しています。「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」より引用。

歌志内

人通りがなかったのは残念でしたが、とてもいい昭和の雰囲気残る神威市街です。

歌志内

上記写真は昭和50年代初頭に撮影された歌志内歌威(右)・中村(左)地区、写真左の○が住友歌志内炭鉱跡(ホッパーなどが確認できる。)、右側の○が北炭神威炭鉱跡になります、右端の○は歌志内線神威駅付近です。写真左が砂川方面、右が歌志内・赤平方面、住友歌志内炭鉱は昭和46年、北炭神威炭鉱は昭和38年に閉山しています。(後に北斗炭鉱として昭和45年に閉山)。「国土画像情報(カラー空中写真) 国土交通省」より引用。

今は殆ど遺構もなくなったようですが、歌志内線現役時代は多少残っており、私も車窓からこれらの炭鉱の廃墟をみて炭鉱のある街の時代の変遷や現在おかれた状況などをなんとなく体感できました。

歌志内

実は時間的な制約で神威からバスに乗ってます、歩くよりとても楽です(爆)、文殊に来ました。文殊にも歌志内線の駅の他、昔は文殊礦があり閉山後も、住友歌志内炭鉱の住宅地となり発展した地域です。また作家の三浦綾子先生も昭和16年4月より4ヶ月ほどですが神威神威尋常高等小学校文珠分教場へ転任となり、教鞭に立ちました。

歌志内

文殊の大曲よりバスはこれから左折して上砂川方面に入ります。入る手前に中央バス歌志内線のバスの車内から2010年3月に閉校になった歌志内西小学校が見えました。こんな新しい大きな学校も閉校になるほど歌志内の過疎化が進んでいることも事実です。市内の小学校は東光地区にあるひとつだけになりました。

これで今回の長い?歌志内さんぽは終わります。

街を歩けば、駅で降りたり通り過ぎるのと違いより愛着を感じます。今回で歌志内を歩いたのはまだ2度目でしたが懐かしく楽しいさんぽができました。まだ神威から文殊まで歩いてないし、機会があれば、またさんぽしたい歌志内です。

ここが「すいす」かどうかはどうでもよく、私はこの歌志内が好き・・・それだけです♪

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