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稚内半島アイヌ語地名さんぽA

稚内

ちょっと古いのですが(汗)画像が復活したので2007年春の旅から稚内半島のさんぽです。稚内半島は宗谷岬のある半島の反対側ノシャップ岬にある半島で、稚内市街地もこちら側の半島にあります。

今回は前回の終点マタルナイからノシャップまでです、写真はゴールのノシャップ岬、根室の納沙布岬や同じ稚内の宗谷岬より知名度、人気度すべて下回りますが岬にある灯台の高さでは北海道1位、日本でも2位の高さを誇っています、ここまでなら稚内駅から市内バスの本数も多く本数が少ない宗谷岬より便利で手軽に行くことが可能です。

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マタルナイよりノシャップを目指します、山側はルエランよりずっと段丘が続きます。この辺り松浦山川図を見るとリヘンルンといった地名が記載されています。恐らくはアイヌ語のリ・エンル(高い・岬)からきたアイヌ語地名です、場所は特定できませんが昔はこの辺りも海で岬状の地形になっていたのかもしれません。

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たま〜〜にやってくる宗谷バス坂の下線 ウロンナイ付近にて

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滝状になってみえるウロンナイ川、諸説ありますが地名の意味は判然としないウロンナイ(松浦山川図ではウロナイ、現在はウロンナイ稲荷神社が地名の名残として残っています。できればマタルナイやルエランと共に復活してほしいアイヌ語地名です。

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春は草が茂ってないので見やすいウロンナイ川。

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この稚内西海岸の海岸部は鱈干しの風景が随所に見られます。

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久々に大きな集落のあるチカップ(近布)にやってきました。ここには稚内温泉などもあり市内バスもここまではそこそこの本数そして運賃も稚内駅側(ノシャップ経由)から乗れば運賃も良心的です。

ちなみに現在地名は富士見というはありきたりの地名に成り下がっています(涙)、ちなみにこの付近は昔、石油採掘がおこなわれた場所です。温泉もそういえばなんとなくそれ系に近い温泉だったような気がします。最近はこっちじゃなくて港のゆを利用してます(汗)

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宗谷バス富士見5丁目バス停、その先には民宿チカップの看板が♪、松浦山川図ではチカフカルシと記されチカップ・カ・ウ・イ(鳥・取る・いつも〜する・処)を意味するアイヌ語地名と考えられます。

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春霞ではっきりしない利尻さま。

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この辺りのノシャップまでの海岸線、割愛しますが距離の割には沢山のアイヌ語地名が記されています。近年までアイヌ語で大きい泊地を意味するホロトマリ(幌泊)という地名が残っていましたがこの辺りになります。港としては微妙ですが。遠くに赤屋根の左端にノシャップ灯台が見えています。

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こちらはノシャップ岬のお隣にある恵山泊港です。一応アイヌ語でエサン・トマリ(岬・港)と地名的にもぴったりですが、松浦山川図にはエシヤマヌンナイと記されもしかしたらカワウソに因んだ地名だった可能性もあります。

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り稚内半島の先端、ノシャップ岬、自衛隊のレーダー基地があります。またここまでは市内バスも多く便利です。野寒布、以前は野斜布なんて当て字も見られるノシャップですが、アイヌ語のノッ・サム(岬・側)からきたアイヌ語地名です。

天気が良ければ利尻も見えるし土産屋さんもあるし、水族館もあるので時間がある方は立ち寄ってみるのもいいと思います。

 

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